今回は『ベヨネッタ&ヴァンキッシュ』の紹介になります。
1本で2本のゲームが遊べる”お得版”のこのゲーム。
PS4からゲームを初めて、過去の作品に触れたことのない人はもちろん、「次のやりたいゲームが発売されるまでの”繋ぎのゲーム”」として、楽しく遊べること間違いなしです!!(^^)
【目次】
▪『BAYONETTA(ベヨネッタ)』
・『デビルメイクライ』の”魔女版”
・敵が”天使”というトンデモ仕様
・アクション性が相当高い
・”ウィッチタイム”と”トーチャーアタック”がハマる!
▪『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』
・射撃メインのガンシューティング
・高速で移動する感覚がたまらない!
・難易度はかなり高い。その理由は……
・難点はボリュームと敵の使いまわし感
・爆速ロード時間がしっかり活きてる
▪まとめ
【『BAYONETTA(ベヨネッタ)』】

ゲームジャンル | アクション |
難易度 | |
クリア目安時間 | 10~15時間弱 |
『ベヨネッタ』が発売されたのは2009年。
ハードは、Xbox 360とPS3でリリースされました。
当時は、『デビルメイクライ』と双璧を成すゲームとしても話題だったのを覚えています。
『ベヨネッタ』のレビューは、『デビルメイクライ』と比較しながら紹介していきます。
『「デビルメイクライ」の”魔女版”』

『ベヨネッタ』を一言で表すとすると、
『デビルメイクライ』の”魔女版”
という言葉が一番しっくりきます。
それもそのはず。
『ベヨネッタ』を手掛けたプロデューサーは、神谷英樹氏。
『初代デビルメイクライ』を手掛けたプロデューサー。
プロデューサーが一緒なのです!
『ベヨネッタ』は「デビルメイクライを、さらなる次元に引き上げる」事を目指して作られた作品で、よりアクション性が向上しています。
『敵が”天使”というトンデモ仕様』

『デビルメイクライ』は、「主人公のダンテが人間(魔人)で、敵が悪魔」という構図ですが、『ベヨネッタ』は、「主人公のベヨネッタが魔女で、敵が天使」という非常にユニークな設定となっています。
天使と言っても、神話に出てくるような可愛い天使ではありません。
個人的に、「血を好む悪魔じみた天使」という言葉がしっくりきます。
そのため、メデューサのような天使なんかもいたりして、結構おどろおどろしかったりします。
けど、それが良いんですよね。
「魔女が天使を懲らしめる」という、『デビルメイクライ』と真逆の世界観が非常に新鮮です。
『アクション性が相当高い』

『ベヨネッタ』の操作ですが、最初は”慣れ”が必要になるかもしれません。
基本的な操作は以下の通り。
- 〇:キック
- ▢:銃撃
- △:パンチ
- ✕:ジャンプ
- R1:ロックオン
- R2:回避
大抵の場合は、パンチやキックを連打していれば、コンボが決まり、ガツガツ攻撃ができます。
しかし、『ベヨネッタ』の敵(天使)は”数の暴力”で襲ってくることが非常に多いです。
そのため、特定の敵を狙い続けたい場合、R1を押しっぱなしにしておく必要があるのですが、如何せん多くの敵に狙われているので、必然的に回避をする機会が多くなります。
この場合、「R1を押しながら、R2を押して回避」になるので、右手の指が忙しいんですよね。
慣れるとそうでもないですが、最初のうちはちょっと混乱するかもしれません。
『”ウィッチタイム”と”トーチャーアタック”がハマる!』

最初は何かと慣れが必要な『ベヨネッタ』ですが、病みつきになるアクションがあります。
まずは、”ウィッチタイム”。
これは、敵の攻撃をギリギリでよけると、一定時間相手の動きがスローになる現象です。
もう1つが、”トーチャーアタック”。
”トーチャー”とは拷問を意味する言葉で、文字通り拷問器具によって相手に大ダメージを与える攻撃です。
この2つが決まると気持ちいいんですよ!
特に”ウィッチタイム”が連続で決まれば、敵はずっとスローのままなので、好き放題やれますからね。
本当に”病みつきになる”アクションです!
『爆速ロード時間』
ハードがPS3からPS4に移ったことで、ロード時間が”爆速”になってます。
大体2~3秒でロードが終わるため、非常にテンポよくプレイできるのは嬉しいですね。
ただ、『ベヨネッタ』はロード時間中にコンボの練習が出来たのですが、爆速になったことで、コンボの練習時間が取れなくなってしまいました。
出来れば『デビルメイクライ5』のVOIDのように、コンボを練習できるシステムがあれば尚よかったです。
【『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』】

ゲームジャンル | シューティングアクション |
難易度 | |
クリア目安時間 | 8時間弱 |
『ヴァンキッシュ』の発売日は2010年。
ハードはPS3で発売されました。
『射撃メインのガンシューティング』

『ヴァンキッシュ』のゲームシステムですが、”射撃”をメインとしたゲームシステムとなっています。
遮蔽物に身を隠しながら、ターゲットを倒していき、ストーリー上のミッションをクリアしていきます。
そのため、『ベヨネッタ』のように接近戦で殴り合うスタイルではなく、遠距離から敵を攻撃していくため、全く違うバトルを楽しめます。
『高速で移動する感覚がたまらない!』

最初にプレイすると、「意外ともっさりとした動きをするな」という印象を持つかもしれません。
確かに、バトルスーツのようなものを身にまとっているため、現実的に考えるとそうですよねw
しかし、ひとたびブーストモードになると、それまでの動きが嘘のように高速で移動します。
これが結構爽快なんですよね!!
”駆け抜ける”というより”滑り倒す”ような感覚に近いです。
通常移動のややもっさりした動きと、高速で滑り倒す動きのギャップが、えも言えぬ爽快感を生んでいると感じました。
『難易度はかなり高い。その理由は……』

『ヴァンキッシュ』の難易度ですが、実感としてはけっこう高いと感じました。
とにかく多数の敵を相手にするため、考えもなく突き進むと、結構あっさりとやられてしまいます。
あともう1つ、難易度を高くさせた理由があります。
それは、HP表示がないこと。
『ヴァンキッシュ』では、プレイヤーのHP表示がありません。
HPの回復方法も、「敵の攻撃を一定時間受けなければ自動回復する」というシステムになっています。
そのため、「敵の被弾を覚悟して特攻する」あるいは「敵の被弾を覚悟して武器・弾薬を取りに行く」という勝負どころが、わかりずらいです。
ある意味、ジレンマに陥ってしまい、どうすることもできずにやられてしまうというシーンも意外に多く、結果として難易度が高く感じるという印象を受けました。
しかし、理不尽さはほとんど感じません。
弾薬管理や攻撃を戦略的に行えば、ちゃんと勝てるバランスもあります。
トライ&エラーを積み重ねていくゲームですね。
『難点はボリュームと敵の使いまわし感』

爽快感もあり、戦略性も兼ね備えた『ヴァンキッシュ』ですが、気になる点もあります。
まずは、ゲームボリューム。
クリアまでに8時間弱というボリュームは、ちょっと少なく感じます。
出来れば、倍の15時間弱程度は欲しかったというのが率直な感想です。
また、敵の種類が結構少ないです。
特にボス戦では、「またコイツと戦うのか?」という場面が結構多く、面倒臭さを感じる部分もありました。
細部まで非常に細かく作られてるだけに、PS3で収録する容量が足りなかったのかなとも感じましたが、あと3~4体はボスが欲しかったです。
『爆速ロード時間がしっかり活きてる』
『ヴァンキッシュ』も『ベヨネッタ』同様に、ロード時間は爆速です。
『ベヨネッタ』では、爆速ロードが効きすぎたために、コンボの練習時間が取れないデメリットがありましたが、『ヴァンキッシュ』はしっかりメリットとして働いています。
気持ちが切れることなく、ドンドン進むので多分あっという間にクリアできると思いますよ!
場合によっては、1週では飽き足らず、2週目に突入してしまうかもしれませんw
【まとめ】
『ベヨネッタ』と『ヴァンキッシュ』。
2つともPS3で発売されたゲームとは言え、とにかく完成度が非常に高い作品であることは間違いありません。
確かに”粗さ”はありますが、”味”もあります!
新しいゲームを追っていけばいくほど、過去の名作をプレイする機会はおのずと減るので、これを機に手を付けるのは大いに”アリ”だと思いますよ。
アクション好きな人にぜひおススメです!!(^ω^)
今回はここまでです!!
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