『ニード・フォー・スピード ヒート』の紹介になります。
レビューに関してですが、前作『ニード・フォー・スピード ペイバック』と比較しながら
- ここが良かった点
- 個人的にイマイチと感じた点
を中心に紹介していきますね(*^^)
【目次】
▪ここが良かった点
・前作から格段に進化したグラフィック
・相変わらずの爽快感あふれるドライブ
・「昼」と「夜」を選択できるようになったことで戦略性が増した
・「Heatモード」がマジで”燃える”
▪個人的にイマイチと感じた点
・ストーリーが……
・ミッションクリア条件が緩い
・シネマティックなスローアクションが欲しかった
・レースミッションが少ない?
▪『ヒート』をプレイして『ペイバック』がいいかも
▪まとめ
【ここが良かった点】
『前作から格段に進化したグラフィック』
まず、目を見張るのは「グラフィック」です。
前作から、とんでもない進化を遂げました。

車体の再現度は凄まじいの一言です!
特に今作は、”雨”の表現にこだわってるようで、ボディに滴る水の表現や、ハイスピードで走行してる時の、車に雨が”ぶつかってくる”ような表現は舌を巻きました。
『相変わらずの爽快感あふれるドライブ』

『ニード・フォー・スピード』シリーズの醍醐味と言えば……
「オープンワールドの世界をどこでも走れてしまう圧倒的な自由度」にあります。
舗装された道路以外にも、砂地や茂み・線路の上まで、いけるところがあればどこでも走れてしまいます。
今作も同様で、レースに関わらず「走るだけでも楽しい」爽快感は相変わらずです。
グラフィックが前作よりもパワーアップしたことで、より”没入感”が増した気がします。
『「昼」と「夜」を選択できるようになったことで戦略性が増した』

今作『ニード・フォー・スピード ヒート』は、任意で「昼(DAY)」と「夜(NIGHT)」を変えることができます。
そして、それぞれに特徴があります。
- レースの賞金(CASH)が稼ぎやすい
- 経験値(REP)は獲得できない
- 警察の追跡がない
- ガソリンスタンド(車体ダメージの回復)が無限に使える
- 経験値(REP)を獲得できる
- レースの賞金(CASH)が少ない
- 警察の追跡がある
- ガソリンスタンド(車体ダメージの回復)の利用は3回まで
- Heatモード
といった感じです。
そのため
昼のレースで、車購入の資金稼ぎ・改造費稼ぎ
夜のレースで、プレイヤーの経験値稼ぎ
と、目的をもって「昼」「夜」のモードに挑むことができ、メリハリがつきます。
最初は「意味あるカナ?」と思っていましたが、実際にプレイすると、これが案外しっくりくる仕様になっており楽しいです。
特に、「夜」はヤバいですw
それは、「Heatモード」に秘密があります。
『「Heatモード」がマジで”燃える”』

「Heatモード」は、夜限定で追加されるステータスで、”問題を起こす”と「Heatレベル」が上昇します。
- 夜のレースに何度も参加する
- 警察に追跡される
- 警察車両を破壊する
また、「Heatレベル」が上がった状態で「夜」を終了すると…
経験値(REP)×Heatレベル
で、大量の経験値を獲得することができます。
ただ、ペナルティもあります。
警察の追跡によって、車両にダメージを与えられ続け、走行不能になると”逮捕”されてしまいます。
そうすると…
- これまで獲得した経験値(REP)すべて没収
- 金(CASH)も大幅に没収
- 「夜」の強制終了
と、そうとう痛いです。
しかも、「夜」のガソリンスタンドは3回までしか利用できません。
なので、前作以上に死ぬ気で警察から逃げ回ることになります。
この”ヒリヒリ感”は、『ニード・フォー・スピード ヒート』でしか味わえないですね。
【個人的にイマイチと感じた点】
『ストーリーが……』

個人的にこれが、最も大きい減点になりました。
メインストーリーだけ進めると、10時間くらいで終わってしまいます。
しかも、終わり方が唐突で
えっ?もう終わり??
という、突拍子もない終わり方をします。
前作『ニード・フォー・スピード ペイバック』のストーリーが良かっただけに、どうしても比較してしまいます。
『ミッションクリア条件が緩い』

あと、ミッション進行にも疑問が残ります。
メインストーリーを進めるにあたって、様々なミッションにチャレンジするのですが、完走さえしてしまえば、ストーリーが先に進んでしまうんです。
クリア条件が緩いんですよね。
出来れば、「3位以内でゴールしろ」や「車両ダメージを半分に抑えて完走しろ」みたいな”縛り”があったほうが、やりがいを感じることができたかもしれません。
ただ、ドリフトミッションは相変わらず難しいですw
『シネマティックなスローアクションが欲しかった』

『ニード・フォー・スピード』シリーズには、看板破壊やロングジャンプといったアクション要素がマップ上、至る所に点在しています。
これをやりたいがために、ひたすら走り続けることができるくらい楽しい要素。
特に前作『ニード・フォー・スピード ペイバック』では、看板破壊・ロングジャンプ時は「スローアクション」に切り替わり、破壊やジャンプの様子を映画的に楽しむことができました。
…できれば、今作も導入してほしかった。
『レースミッションが少ない?』

これは、個人的な感覚かもしれません。
なぜか、レースミッションが少なく感じました。
フィールドは広大なのに、ミッション数が前作よりも少ないような……
ミッションが、特定のエリアに密集していたからかもしれないです。
出来れば、”流しの走り屋”とエンカウントし、レースが始まる展開が欲しかったです。
【『ヒート』をプレイして『ペイバック』がいいかも】
もし、『ニード・フォー・スピード』シリーズに興味がある人は、『ニード・フォー・スピード ヒート』をプレイしてから、『ペイバック』をするのが良いかもしれないです。
『ヒート』で、オープンワールドを縦横無尽に走る爽快感を楽しみ、『ペイバック』でストーリーも楽しむ。
『ニード・フォー・スピード』シリーズは、ストーリーが独立しているので、つながりを気にすることなく楽しめると思いますよ。
【まとめ】
今回は、気になった点が多々あり、拍子抜けした部分はあります💦
ただ、”走る楽しさ”は相変わらずで、「あと1レース。もうあと1レース」と、止まらなくなるほどプレイしてしまう中毒性は健在です。
『ペイバック』のレビューでもお伝えしたのですが、この手の”ぶっ飛び系”レースゲームは、車好きでなくとも楽しめてしまう「とっつきやすさ」があります。
逆に、車にあまり関心がない人のほうが強くハマるかもしれませんよ!!(*’▽’)
今回はここまでです!!
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