今回は『Déraciné(デラシネ)』の紹介になります。
開発元は、「フロム・ソフトウェア」
「フロム・ソフトウェア」と言えば、『ダークソウル』や『bloodbone(ブラッドボーン)』『SEKIRO(隻狼)』といった”超高難易度ゲーム(死にゲー)”で有名なメーカー。
『Déraciné(デラシネ)』は、はっきり言って、これまでのフロム作品とは全く違います!!!
【目次】
▪「フロム・ソフトウェア」が作ったとは思えないほど”優しさ”があふれている
▪プレイ時間
▪世界観は『bloodbone(ブラッドボーン)』に似ている
▪気になる”VR酔い”は?
・プレイヤーの移動方法
▪個人的に気になったところ
・プレイポジションが微妙
・前半のストーリー展開がゆるい
▪「PSVR」と「PSMove」を持っている人は買ったほうがいい
【「フロム・ソフトウェア」が作ったとは思えないほど”優しさ”があふれている】

正直、面食らいました!💦💦
「フロム・ソフトウェア」と言えば、超高難易度アクションゲームで名高いメーカー。
手掛ける作品の世界観も独特ですよね。
『Déraciné(デラシネ)』は、”ホラー寄り”の作品かと思っていたのですが、全く違っていました。
プレイヤーは、「止まった時の世界」で人に見えない”妖精”となり、人里離れた寄宿学校で暮らす子供たちと交流を交わしていくというもの。
また、子供たちは”妖精”の存在を信じており、”妖精”を迎え入れるために様々な趣向を凝らしていきます。
”妖精”となったプレイヤーは、その子供たちに手を貸すことによって、ストーリーは進展していき、とても心温まる展開となります。
まさか、こんなゲームだったとは??
なんて、ちょっと拍子抜けしながらプレイを進めていくことになるのですが……。
後半は、サスペンスホラーのような怒涛の展開が待っています。
【プレイ時間】
プレイ時間は、大体10時間ほどといったところです。
「短い!」
と、感じる人もいるかもしれません。
ただ、VR作品は目や脳がかなり疲れるため、プレイするとそれなりのボリュームを感じることができます。
【世界観は『bloodbone(ブラッドボーン)』に似ている】

『Déraciné(デラシネ)』は、ゲームの舞台が「人里離れた寄宿学校」ということもあり、どこか『ブラッドボーン』の世界観を彷彿とさせる部分があります。
「ヨセフカの診療所」っぽい雰囲気があるかなと、個人的に感じました。
学校なんですけど、なんか秘められたところがあるような感じです!
【気になる”VR酔い”は?】

VRと言えば、気になるのは”VR酔い”w
『Déraciné(デラシネ)』は、”VR酔い”はほとんどありませんでした。
「うまく作られているなぁ」と感心したのは、プレイヤーの移動方法です。
『プレイヤーの移動方法』
寄宿学校内を移動する方法ですが、どこでも自由に移動できるわけではありません。
いわゆる「移動ポイント」のようなものがフィールド上にあり、ボタンを押すことで、その地点に瞬間移動できる仕様になっています。
”点と点を移動する”ような感じです。
VR空間は、人間としてはかなり異質な空間なので、VR空間を自由に移動できるようなゲームは、リアルとバーチャルの感覚にズレが生まれ、脳が混乱してしまいます。
また、プレイヤーである”妖精”は、「止まった時の中でしか動けいない」という制約があるため、すべての世界がほとんど止まりっぱなしでストーリーが進行します。
この世界(空間)を、瞬間的な移動により、切り取った映像の中を進む感覚になるので、「この世界が現実ではない」と、脳が認識しやすいのではないか考えます。
そのため、”VR酔い”を気にすることなく安心してプレイできます。
【個人的に気になったところ】
ここからは、個人的に気になった部分となります。
『プレイポジションが微妙』

『Déraciné(デラシネ)』のプレイポジションですが、背が低い人は立った状態・背が高い人は椅子に座るポジションでプレイしないといけません。
VRのヘッドセットの位置が”高め”に設定されているんですよね。
私は身長が180㎝以上あるので、椅子に座ってプレイしてました。
これが案外きつかったです。
ストーリー重視のゲームなので、できれば座椅子に座って楽にプレイできるくらいが良かったです。
『前半のストーリー展開がゆるい』

先に述べたように、前半は子供たちとの交流がメインとなるので、ストーリーの起伏に欠けます。
そのため、若干ダルさを感じました。
チュートリアル的な意味合いもあると思いますが、もう少しドキッとさせる演出があると良かったかなと思いました。
【「PSVR」と「PSMove」を持っている人は買ったほうがいい】
多少気になる部分はあるものの、「PSVR」と「PSMove」を持っている人には、自信を持ってオススメできるゲームであることは間違いありません!
特に、後半のストーリー展開は「えっ?ウソ?」と、ハラハラしながらプレイすることになります。
VR作品でありながら、ボリュームもあり、しかも安い!!
そして、”VR酔い”もほとんどないので、安心して遊べるゲームです。
「PSVR」と「PSMove」を持っている人は、まず手にっとほしいゲームだと感じました(*^^)v
今回はここまでです!!
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