今回は、2015年3月24日に発売された『Bloodbone(ブラッドボーン)』をオススメする記事です。
自分が初めて「フロム・ソフトウェア」の作品に触れたゲームで、
心をバキバキに折られながらも、完全に「フロム・ソフトウェア」の魅力に取りつかれたゲームでもあります!!
【目次】
▪なぜ『SEKIRO』より難しいと感じたか?
▪「フロム・ソフトウェア」の作品の中でも非常に尖ったゲームシステム
・「防御」がない!
・パリィより難しい”銃パリィ”
・HP回復の手段も尖っている!①輸血液
・HP回復の手段も尖っている!②「リゲイン」システム
▪誰もが必ず心折られるボス ”ガスコイン神父”
▪世界観は『ソウルシリーズ』よりホラー寄り
▪『SEKIRO』をクリアしてなお、挑みたい人には間違いなく”刺さる”
【なぜ『SEKIRO』より難しいと感じたか?】
『SEKIRO』は、確かに難しいです。
しかし、「ステルスキル」や「体感キル」を覚えてしまうと、2週目以降は相当楽になります。
それに引き換え、『bloodbone(ブラッドボーン)』は、今でも最強に難しいと思っています。
その理由を簡単に説明していきます!
【「フロム・ソフトウェア」の作品の中でも非常に尖ったゲームシステム】

まず、『bloodbone(ブラッドボーン)』(以下、ブラッドボーン)は、フロム・ソフトウェアの作品の中でも、かなり尖ったゲームシステムで異彩を放っています。
『「防御」がない!』
『ブラッドボーン』には、「防御する」という概念がありません。
これは、『SEKIRO』のみならずアクションゲーム全般に言えるのですが、必ず防御ボタンというものがあります。
”防御”し、時には”パリィ(弾き)”することで、敵の苛烈な攻撃を「耐え忍ぶ」ことが出来るのですが、『ブラッドボーン』では、それ(防御)は許されません。
そもそも、”防御ボタンがない”のですから。
『パリィより難しい”銃パリィ”』
では、どうすればいいのかというと、
ひたすら立ち回りの研鑽に励むしかないのです。
「幾度となく倒れながら、敵の攻撃・行動を頭に叩き込み、立ち回りでスキを生み出し、倒す。」
これを磨くことです。
更に”銃パリィ”というのがあります。
”銃パリィ”というのは、敵の攻撃に合わせて、カウンター気味に銃を撃つことで、敵をひるませるアクションです。
これが、非常に難しい!
普通のゲームであれば、”パリィ(弾き)”の場合、失敗してもただの”防御”になるので、さほど慎重になる必要はないです…
が、
”銃パリィ”は、失敗すると、敵の攻撃をモロに食らいます。
”パリィ”を行う緊張感が、他のゲームと比べて段違いに高いです。
しかも、銃弾に限りがあるので、へたに連発も出来ません。
そのため、最初はビビッて”銃パリィ”が全くできないです。
『HP回復の手段も尖っている!①輸血液』
『SEKIRO』や『ソウルシリーズ』の場合、「瓢箪(ひょうたん)」や「エスト瓶」といったHP回復薬があり、セーブポイント【鬼仏・篝(かがり)火】で、使用した数は、上限まで回復する仕様になっています。
『ブラッドボーン』には、そういった仕様はありません。
『ブラッドボーン』でのHP回復薬は、「輸血液」と呼ばれるものですが、基本的に
- 購入する
- 道中で拾う
- 敵からドロップする
これしかないです。
所持上限以上はストックが出来ないので、ボス戦で何度も倒されると、輸血液不足になることもしばしばあります。
そのため、ボス戦前に輸血液が不足した場合、雑魚敵相手に輸血液ドロップ稼ぎに行くことがあるのですが、雑魚敵も”本気で殺しに来る”ので、輸血液を更に失うことも多いです。
『HP回復の手段も尖っている!②「リゲイン」システム』

また、「リゲイン」というHP回復手段があるのですが、これも尖りまくっています。
『SEKIRO』にも『ソウルシリーズ』にも無い、『ブラッドボーン』だけのシステムです。
敵の攻撃を喰らった際、「一定時間内に攻撃を返せば、ある程度HPが回復する」システム。
いわゆる
攻撃が最大の防御になるという”狂気のシステム”です。
先に述べたように、『ブラッドボーン』には”防御”という概念がありません。
なので、輸血液無しの状態でHPを回復するには、敵と”斬り合う”ことになります。
これが、ものすごい緊張感を生みます。
倒されるかもしれないなか、あえて攻撃に行かないといけないんですよ。
やるとわかりますが、本当にドキドキします💦
【誰もが必ず心折られるボス ”ガスコイン神父”】
じつは、『ブラッドボーン』のゲームボリュームは、そこまで大きくありません。
DLC抜きで、だいたい15~20時間位でクリアできるボリュームだと思います。
ボスも、『ソウルシリーズ』ほど多くなく、『SEKIRO』と同じくらいだと思います。
ただ、
心をバキバキに折られるボスがいます。
しかも序盤に!
それが、【ガスコイン神父】です。

順当にプレイを進めていけば、最初から2番目のボスになります。
この【ガスコイン神父】で、『ブラッドボーン』のプレイをあきらめる人が多いです。
それほど強烈なボスです。
- 序盤なのに、ボスのHPがとても高い
- 序盤なのに、攻撃パターンが3段階に変化し、すべて強烈
- 3段階目は、”獣化”して暴れまわり、もう絶望しかない
- なんせ、プレイヤーのレベルが低いので、一瞬でも気を抜くと即殺される
自分も、【ガスコイン神父】でバキバキに心を折られ、倒すのに3日位かかった記憶があります💦
最終的に、どうやって倒したかをあまり覚えていませんw
【世界観は『ソウルシリーズ』よりホラー寄り】

『ブラッドボーン』の世界観ですが、一言で表すと
「非常に暗く、ホラー的」
といった感じです。
そのため、
- とにかくアクションを極めたい人は、ストーリーは気にせずガンガン進めることができる
- ストーリーを考察したい人には、非常に深く考察できるように、あらゆるものに意味が込められている
という、ものすごく深く考えられたゲーム設定になっています。
【『SEKIRO』をクリアしてなお、挑みたい人には間違いなく”刺さる”】
とにかく、難易度が半端でないこのゲームですが、『SEKIRO』にハマった人は”間違いなく刺さる”と確信しています。
バトルの緊迫感が、似ているからです。
- SEKIRO▶敵の素早い攻撃を、”弾いて”スキを突く緊迫感
- ブラッドボーン▶”防御”出来ない状態で、立ち回りからスキを突く緊迫感
『SEKIRO』をクリアして、なおも高みを目指したい方。
逆に『SEKIRO』から、フロム・ソフトウェアの作品にハマった方。
あるいは、『CODE VEIN(コードヴェイン)』などのゲームで、高難易度アクションゲームに目覚めた方。
すべての人にオススメしたいゲームです(^^)
今回はここまでです!!
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