今回は「Bloodstained:Ritual of the Night(ブラッドステインド:リチュアル オブ ザ ナイト)」の紹介です。
※以下『ブラッドステインド』と表記します。
ゴシックホラー調の2D型探索アクションゲームで、”メトロイドヴァニア”系のゲームとしても知られているこの作品。
ハッキリ言って、”傑作”です(^◇^)
【目次】
▪「悪魔城ドラキュラシリーズ」と”メトロイドヴァニア”
▪『ブラッドステインド』にまつわる”逸話”
▪『ブラッドステインド』の評価
▪『ブラッドステインド』の魅力
・”懐かしさ”も”新しさ”も同時に味わえる
・止まらない探索
・陶酔するほど素晴らしい音楽(BGM)
・自由度が高い成長要素
▪難易度は”やや高め”
▪ひょっとして”ジョジョ(の奇妙な冒険)”好き?
▪とにかく満足度が高い!
【「悪魔城ドラキュラシリーズ」と”メトロイドヴァニア”】

そもそも、『ブラッドステインド』とは、どんなゲームなのでしょうか?
『ブラッドステインド』の開発は、五十嵐孝司氏が手掛けています。
五十嵐孝司氏とは、「悪魔城ドラキュラシリーズ」を手掛けたプロデューサーとしても非常に有名な人物です。
その「悪魔城ドラキュラシリーズ」で有名な作品が「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」。
いわゆる”メトロイドヴァニア”として名の知れた作品でもあります。
『ブラッドステインド』は、この”メトロイドヴァニア”を継承した作品であり、その完成度の高さは目を見張るものがあります。
「メトロイド」と「キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラ)」のゲームシステムを併せ持ったゲームのこと。
メトロイド▶”ダンジョン探索型2Dアクションゲーム”
キャッスルヴァニア▶”ステージクリア型の2Dアクションゲーム”。
「メトロイドヴァニア」と呼ばれ始めたのは「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」リリースの時。これまでの「悪魔城ドラキュラシリーズ」から、仕様を大きく変え”悪魔城という広大な城を探索しながらクリアを目指す”スタイルに変更。これが、メトロイドのゲームシステムに似ていたため「メトロイドヴァニア」という言葉が生まれた。
【『ブラッドステインド』にまつわる”逸話”】
また、『ブラッドステインド』には、ある”逸話”があります。
じつは、『ブラッドステインド』はクラウドファンディングによって実現されたゲームでもあります。
このクラウドファンディングに出資された金額は、なんと約550万ドル(5億6千万円)。
しかも、クラウドファンディング出資開始からわずか半日で100万ドルを集めたことでも話題となりました。
これは、2015年当時のビデオゲームカテゴリでは、史上最高額を記録しています!!!!
【『ブラッドステインド』の評価】
『ブラッドステインド』は、PC版の「steam」で先に発売されました。
「steam」での評価は以下の通り。

「ユーザーレビュー14,236件中95%が好評」で”圧倒的に好評”という評価です(2020年4月現在)。
上記からもわかるように、コンシューマーゲーマーのみならず、PCゲーマーからも高い評価を得ていることが分かります。
PCを媒体としたクラウドゲーミングサービス。プレイステーションやSwitchといった、専用のハードを必要とせず、PC上でゲームをダウンロードしてプレイすることができる。
【『ブラッドステインド』の魅力】
『”懐かしさ”も”新しさ”も同時に味わえる』

先に紹介したように、『ブラッドステインド』は”2D型探索アクションゲーム”です。
昨今の主流は、3Dアクションが主流ではありますが、こういった作品には、どこか”懐かしさ”を感じる部分があります。
それに加えて、グラフィックが非常に綺麗ときている。
特に、非常に洗練された奥行きのあるグラフィックには目を引くものがあり、”2D”というよりは”2.5D”という言葉がピッタリ当てはまります。
そのため、3D作品よりも、”新しさ”や”新鮮さ”を感じるもの事実です!
『止まらない探索』

『ブラッドステインド』には非常に広大なMAPが用意されてます。
『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』の時と同様ですが、
- 探検する楽しさ
- MAPを埋めていきたいという欲求
を見事に満たしてくれます。
私は、初見プレイであまりの楽しさに、気づいたら5時間ほど探索に明け暮れていました。
しかも、『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』の時と非常に似たMAPも多く、所々でニヤリとさせられます。
『陶酔するほど素晴らしい音楽(BGM)』
本当にこれは素晴らしいの一言!
ステージ構成に合わせたBGMといえば、当たり前の様に聞こえますが、『ブラッドステインド』は本当に秀逸です。
うまく言えないのですが、音楽によって更にゲームに陶酔(とうすい)する感覚です。
ゲーム音楽とプレイヤーがシンクロするといいますか、気持ちの高ぶりを抑えきれない感覚に陥ります。
本当に素晴らしいです。
『自由度が高い成長要素』

『ブラッドステインド』は、『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』と同様に、ハクスラ要素があり、武器や防具にかなりの種類があります。
また、”シャード”といった魔力の結晶を入手することで、魔法を操ったり、召喚したり(『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』でいう”使い魔”)とバリエーションが豊富です。
単にレベルを上げて、必要なスキルを入手してクリアではなく、戦略も攻略もプレイヤー次第なのは『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』と変わらないです。
【難易度は”やや高め”】

難易度ですが、個人的な実感は”やや高め”といった印象です。
難易度”ノーマル”からのスタートですが、ボス戦では普通に死にます。
探索も回復薬や帰還石(拠点に戻る)をしっかり準備しておかないと、何も考えずにズカズカ進むと、あっという間に回復薬がなくなって詰みます。
”新しい探索エリアは慎重に。ボス戦は冷静かつ大胆に”
これが、攻略のコツだと考えます!
【ひょっとして”ジョジョ(の奇妙な冒険)”好き?】
これは私の推測ですが、『ブラッドステインド』の開発チームの中に”ジョジョ(の奇妙な冒険)”好きがいるのでは?と思っています。
しかも第2部(戦闘潮流)がそうとう好きw
そう思う理由があります。
装備アイテムに”呼吸強制マスク”というのがあります。

これ、ジョジョの奇妙な冒険第2部で、波紋の修行中にジョセフ・ジョースターがつけていたマスクに似ているんですよね!
更に”石仮面”という装備アイテムもあります。

これも、第2部の”石仮面(エイジャの赤石) ”にそっくりなんですよ!
見ていただくとわかると思いますが、”ジョジョ立ち”を意識していることがうかがえます。
この2つの理由から、”ジョジョ”好きがいると考察しました。
ちなみに、私もジョジョ好きです!!
【とにかく満足度が高い!】

”2D探索”という、どこか懐かしさを感じるこのゲームですが、時間を忘れるほど没頭する熱中度はピカイチです。
これは自信を持って言えるのですが、プレイ満足度が非常に高いです。
ちょっと高めに設定された難易度が絶妙で、探索する楽しさや敵に挑むときの慎重さを刺激してやみません。
私が最初にプレイした際は……
購入初日に5時間。2日目に7時間。
と、あっという間に時間を溶かしてしまいました。
それほど夢中になれます!
もちろん、初心者の人でも遊びやすいようにチュートリアルもしっかりしてますし、アクションゲーム好きは必ずハマると思います。
ソフトの価格もお手頃ですので、まずは手にとって遊んでほしい1作です(*’▽’)
今回はここまででです!!
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